あれ、どうやったっけ

(たぶん)テキストサイト風blog。文が安定するまで書き直しあるからメンゴ。

本物の暴言を教えてやる。「ベンチャーのために日本も金盾作れ」

がいしにきせいかければいいんだよ(えがお

  • 日本でIT産業が以下略なのは全てSIerのせいだからSIer共皆くたばってしまええええええええ
  • これからはユーザー企業内製かベンチャーですよね(キリッ
  • なんでお前らUberみたいなことできんの? はよ

という方がビジネス界には多いようなので、「あのさぁ下部条件全然違うから期待するなよ、内部留保抱えてる大企業が社内ベンチャーでやらんと実現不能や」ということを別記事で説明しますた。

ただ別の手もあるのでちょろっと書きますね。

簡単に言うとIT関連事業の外資規制というかブロッキングです。具体的にはTelegramとかを規制しているイランのようなことをするか、中国みたく金盾ガードするかですね。

無論、みかかモード・三太郎・お父さん犬の内ゲバに逆戻りってところはあると思うんです。あるいははてなアメブロlivedoorブログ状態になるだろうと予想は付くんです。

ですが時限付き措置でも付けておけばベンチャー振興には一応役に立つのかも知らんですわ。

例えば日本にはTelegramと同種のサービスがないので、立ち上がるまでTelegram決め打ち規制を5年させてカンベンなというようなものでしょうか。LINEは韓国、+メッセージはキャリア御用達なので(現状は)LINEほどの爆発力なしと見ます。

方向性としては、VCが機能していない日本に於いてはメー子含めたSIer主体の社内ベンチャー前提かとは思います。基本後追いにはなるのでビジネスモデルはあるはずかと。

最早日本では和製アプリで世界制覇なんてことは不可能であること、後追い情弱戦略以外残されていないこと。

これらを安倍ちゃんおよび霞が関の方々とかどっかのビジネスおじさんとかにご認識戴き、キモチワルいマッチョ発想はとっとと捨てて戴けることを祈念致す次第ですね。

以前にも申し上げた投資額の小ささを再掲

以前別記事 ケタが二つ違ってりゃムリかな - あれ、どうやったっけ にて

  • 日本はベンチャー向けの投資額が中国・米国に比べて100倍程度額が小さい
  • ITビジネス立ち上げたい人はSI仕事でカネためて小さくスタートアップの形になりがち
  • よって、破壊的ビジネス立ち上げを1~2年でやって軌道に乗せられるベンチャー企業はほぼない

と言うことを指摘しますた。投資額の差については中国とか米国は約10兆/年。日本は

日本企業のスタートアップ投資額、5年で27倍 :日本経済新聞

国内ベンチャー投資額、16年度は25%増の1092億円 :日本経済新聞

どっちで見るかで話は変わってきますが、大体91~147倍程度は投資額が少ないと見ればいいと思います。(2017年初頭時点で)100倍と見るのが妥当ですか。

どうしても利益出るまで投資したくない銀行風のマインドがあるっぽい日本では、ベンチャー絡みの投資額は増えないとは思うのですよね。

これはオカミの税制の問題で、キャピタルゲインを再投資したら課税なしって法制がないためです。これは政府が使えるマネーに関わることで天下り問題を含むため早々変わるものではないとは予想できます。

例えて言うなら現在の制度だと、キャピタル側は確変がないパチンコ回してるのに近しいです。当たって当たって芋づるで投資増やしていく、と言う前に税金で抜かれるので、どうしてもキャピタルの規模も、投資額も、どちらも膨らまないですね。

まず虎ノ門にカネが供給されないと霞が関の人達は満足できないという理由から、日本でベンチャービジネスが繁盛するのはフランチャイズだけだと言うことができます。あるいは既にマネーをお持ちの方でないとベンチャー出来ない可能性が高いとも言います。

ですから別の案を提示していきたいと思います。まぁほぼITの話ですけど。

国内に同種のサービスが立ち上がるまでブロッキングをキメたらええんと違う?

イランをご覧ください。

イランで花開く新興IT企業、経済制裁逆手に急成長 - WSJ

イランは最近まで「ホワイトリスト方式ブロッキング」をやってたのでYoutubeモドキとか、国産Telegramとかあるんですよね https://soroush-app.ir/ 。このパターンは中国の百度とか優酷(Youku)とかWeChatとかも同様です。無論両者ともGmailとか使えないですね。

出版社の要請に応じて海賊サイトブロッキングできたんでしょ? ならビジネスの都合上でブロッキングするくらい、当然できるよね?

なんて思うのですけどねえ。

大手企業の申し入れは目ぇつぶるけど、ベンチャー向けブロッキングはダメ、それだと話合わんのですよね。日本はエライ人達だけ優遇措置受けられる不平等国家ですと言うことになりますから。

しかも海賊サイトブロッキングは非合法ですが、自国産業育成のためのブロッキング非関税障壁の一種なので合法だったりします。事前に相手国とのネゴりは必要ですが……トランプおじさんくらいなら気にしないでしょう。向こうに工場いくつか献納したったしオスプレイ買ったるから引き換えな? で済むと思います。

一回やったんだから法制出来る前にまたやるんでしょ? もう一度やってもええんと違う?(笑) とも言いますね。

日本のITサービス産業は(国際的には)一時的保護対象としていいような気も

そもそも彼我の実力差が大きすぎる場合は保護対象にしていいはずなんですが、日本国政府としてはIT産業は自由競争を前提とされているようです。

自動車と農業には1兆2兆ブチこめるんですけども……政府がIT関連にカネを直接出すのって未踏か異能ベーション(どっちも300万/年を数十人)位じゃないでしょうか。あるいは日本政策金融公庫による貸し付けくらいですよね。

2018/5/6 23:59 update 中小企業基盤整備機構の60億/年あるわ……ごめん。

国際的に通用するITサービスは、半導体業界よろしく事前かつ多量の資本投下が必要だというのは、未だ日本国政府には合点が行かん事項のようです。

人件費が一番重いですが、ハードウェア周りと言うか初期はパブリッククラウド → 育ったらプライベートクラウド移行が前提になってしまうので、ハード代も出ていきます。

ビジネス業界の人は「全部AWSとか全部Azureにしたほうが楽やん」と言うかと思います。ですが、パブリッククラウドにデータ保管先・フロントを依存した場合、サービスが出来てきてアクセス数爆上がりになったところで取引切られてサービス終了に追い込まれるリスクがあるんで。あとはアクセス数多いからプレミアムで金積めとかそういう無茶振りをされる可能性も当然あります。

ですから規模がある程度になったら自社ホスト前提って場合が多いですわ。例えばUber自社でデータセンター持ってますよね。あるいはSalesForceは自社鯖ですよ。

中国とか米国みたく投資額がクソほどあるならば、彼ら流に数年で大企業並みに成長することもあるかと思います。ですがVCからの爆裂投資が期待できない日本では、恐らくブロッキング保護でユーザー数と収益増やして5~10年掛けて育ってもらう、そこからブロック外して外資と勝負、という形にしないとサービスが立ち上がる前から外資フルボッコされてカネ抜かれるという状況になるんじゃないかなぁ? とは思っております。

日本のIT産業の特色をどげんかせんといかん

まるごとロックイン問題

無論IT業界にも非はあります。

あいつらまるごとロックイン狙いしすぎなんでいつまで経っても大統一APIができないんですよ。あるいは似たようなサービスを複数社が持つため、OSSよろしくヒューマンリソースが国内だけで分散されると言う問題があります。

簡単に言えば国内の競合他社が多すぎて海外に出る前に疲弊するという一大問題があります。

この点は政府及び自治体がマルチベンダーで「無茶言って飲んでくれなかったら別の業者にやらすから」体制を改めることから入っていただかないと何ともならないとは思っています。

オカミのサイフから御用達SIerを1~2社だけ育成して、彼らが大きく育ったらそいつらに社内ベンチャー外資のサービスをパクらせるということですね。自治体案件で意図的に太らせるかわり、ウラ話としてベンチャーやらすって感じですか。現状の多重請負構造ビジネスモデルとかを破壊せずにキャッチアップ図るならそれ以外ないと思います。

恐らくNTTデータと他社1つ、でしょうか。

GoogleモドキのGooの強化でもなんでもいいでしょう。DropBoxモドキでもいいです。とにかくそういう方向性を政府御用達SIerにやらすって感じ。国内である程度体制が整ったら、以後は自治体案件に外資参入ときどきOKくらいまで緩める感じでいいんじゃないでしょうか?

とにかく現状ソフト屋が多すぎます。減らしたほうがいいかも。でないと資本差で負けます。諸事情で2~3社重複になったとしても、少なくとも……各社ごとにAPIが個別に散ってて労力が削がれるのはよろしくないかもな、くらいです。

少なくとも現状の日本は米国みたくVCが機能しているわけでもなく、中国みたく年金をベンチャーに突っ込む攻めっぷりもないわけですから、既にカネを持ってる企業へさらにカネ注入してリスク取らす以外手がないと考えます。新興のベンチャーは(米国・中国の100倍程度は)発生・成長が期待できないです。

話は逸れましてAPI関連の話をしますが、現状確認取れてないんですが、例えば銀行の更新系APIとか参照系APIって規格ありますか?

日本国は積極的に各社でバラバラにAPI出してたら口を出して「API統一しろ」行政処分を出していったほうがいいと思います。大手 + 競合がバラバラにAPI出してるって状況なら、そのぶん日本国で数少ないPG/SEの労力が削がれていくと思うので積極的に統一していったほうがいいかなと。

この辺はJISよろしく、もう一遍敗戦して「規格の統一って大事だな」と経験しないとわからんか? とは言えます。

まぁバラバラにしたいのは各社がユーザーロックインしたい為ですが、現状そんなこと言ってられる状況ではないと思います。

さっさと国内で(最悪でもAPI程度は)統一されないと外国由来の企業ないしサービスが乗り込んできてあべし、ってことになるでしょうね。

例えば iモード のように。

「日本語書くのが技術者」問題

あとはプログラマの数の少なさとか、質ですかね。こちらは現状なんともならないです。

現状日本のITシーンの8割を占める「業務系」についてはコード書くより日本語の書類書いてるほうがペイするので、鶏卵問題が発生しています。

よくある「マはいくらでもいるし誰でもコード書けるからコード書かなくていい、SEやプロマネになって顧客とネゴり元請けとしてカネをギれ、日本語を書いて下請けに流し高い単価を取れ」問題ですね。

この環境だとソフトハウス等は単価高いSE/プロマネ/コンサルを育成するのがベストです。ですが、例えばBtoCのWebなアプリなり、スマホでTelegramっぽいプロトコルを前提としたアプリやろうぜってなると本当に書けるマもそれなりに必要となるわけですね。

で、まだカネになってないからマ育成の投資はできないという微妙な状態。

現状の「元請けで客とネゴったら勝ち」環境では、底辺のマは絶対数が減じましょうし、技術面への注力より寝技に注力したほうがSEとして大成することから、技術面の遅れも大きくなったところはあるでしょうかね。

こういう「SIあるある」はWebかつBtoCとか(はてなだの、MonotaRoだの、ゾゾだの、メルカリだの)の世界では見られません。また、ゲーム業界も別の話。ですがそういう所はそもそも雇用の絶対数少ないでしょ?

マの総数の観点で言うと「業務系出自のマ」を考えないと数足りなくねとは言うものの……そも現時点では数が減じている割にスキルセット揃ってないってところもあるので難儀ですよね。非業務系だとそもそも総数少なし。

ですんで現状はマの絶対数は少ないものとして諦めて死ヌまで使いつぶししかなさそうです。

とりま、IT力強化なんちゃらプランがなぜか功奏するくらいしか思い当たらないですね。見込みは薄そうです。あるいは……特派廃止に伴い下請けの人らが企業をなくして派遣社員となったのち、派遣会社の教育プランを受けるとかですか。まぁ就業してないとダメですが、大手の派遣会社は就業中の派遣社員向けに自社製トレーニングを提供していますから、個人的には特派よりまだマシと評価しています。あと間に人噛むので不法行為が困難ですしね。

とにかくコード書ける奴需要が増えると同時に比例して勉強する人も増えるものと仮定して目をつぶるしかないのかな、と言うところ。

プランのまとめ

VCからの投資額が少ないなら、ブロッキングで国内IT産業保護図ったほうがよくね? これは非関税障壁の一種ですから、農業でもやってるようにできるんじゃないですか?

サービス提供事業者は資金面の都合から大手SIer1~2社。自治体・政府案件で優遇しまくって資本注入しつつ行政指導で外資のサービスのビジネスモデルをパクれ的な方向性が……後追い戦略としては有望かな? とは。形態としては社内ベンチャーですかね。

簡単に言えば孫ハゲ良がYahooでやったことを意識的にやるだけです。

現状だとヒキニートピーター・アーツがガチでK-1やってワンパン食らって死亡ってくらい、日本と外国(主に米中)の資金量には差があります。おおよそ100倍。ですから「日本初の世界制覇なWebっぽいサービス・スマホアプリ」の夢は捨てたほうが良いです。

もしアイデアが出たとしても……Googleかアリババかに撃ち負けてアイデア食われてしまいでしょうし……現状だと本当に世界初の有望なアイデアなら、日本では不安材料多しとして投資対象にならんと思われます。

そもそも日本では投資の額面が少なすぎるので「すでに構築されたビジネスモデル」への一点投下を前提としなければならないでしょう。それにより外国産に近しいサービスを構築し、最低でも外資にカネ抜かれない経済防衛をやったほうがいいかも知らんです。

イランや中国はそれをやったのでなんとかなってます。

……現状だと欧米人と中国人が興味を示さないニッチ分野以外での成長は期待できませんわね(例:Pixivとかなろうとか、日本のエンタメ分野くらいでしょう)。

「おいSIerども外資のサービスパクれ、オカミは副業と一定期間ブロッキングの保護政策くれちゃる(中国風に)」プランの問題点

  1. SIerの社内でプロマネやる奴がいるかどうか(シクったら成り上がれないわよ)
  2. 特派は消滅するので開発メンバーは派遣社員が主力と思われる、つまり3年縛りがあるので長期的なアプリの改善には難あり
  3. SIerの中の人が自治体案件うめぇっつって何もしない可能性あり(これはΣって前科がある)

くらいですか?

他の点としては……どんだけ条件が良くても日本のITは売り切り・外注が前提のビジネスモデルなので、そもそも長期的なサービスの運用には向いていないというか、改修・リファクタではなくまるっと更新か塩漬けになりがちであるという点だけは指摘できると思います。

特派は終わるので放っておき、代替としての派遣社員を念頭に置くと……彼/彼女らの契約切れごとに脳みそが一新されるので「コード見てもわからん」病が発生します。すれば都度都度新規開発 or 塩漬けって感じになりそうですかね。

日本の多重請負システムのデメリットは長期的に情報システムを成長させることができないことです。分かってる人が入れ替わって知識レベルがリセット掛かるのですよ。

この点、どんだけ日本語の書類書いてもフォローはムリですね。例えば(昔見た例を引いてすまんね)Oraのバグ突いてるコードとか初見じゃ絶対わからんし、仕様書にもあるわけがないので現場の最下層のマはアタマを悩ませて「触らない」という決断を下すことになるでしょう。まぁやや現代に寄らせるなら「Hadoopの特定バージョンのみで出る奴」とかでもいいですよ。

とにかくそういう「技術的負債」系の手合いですが、そういうのを治すモチベが出ないんですよね。動かないと瑕疵担保だから後のことは考えないと。日本の開発の現場ではまず動いてナンボになりがちなんで技術的負債が積みやすい印象があります。

日本のIT開発のシクミでは「知識リセット」と「その場ハック負債」が多発して動かないシステムになっていくだけって気もします。この辺はリスクです。

下部条件を完全スルーして「アメリカのように新ビジネス売れば儲かるんだろ、やれよ」というマッチョなビジネス野郎とか霞が関の方々には自分らどんだけIT軽視してたか分かってるよね? とだけ言ってあげればいいのかな? って感じですね。

じゃあホントの結論

分析官じゃなくて開発者の帽子に被りなおして考えると、「割と厳しいかな」ということにはなろうかと思います。開発側で飲み込める無茶よりは大きいので成否としては50%切りますね。

とは言え10年以上ベンチャー来る来る詐欺をやってる本邦に於いては、今更ベンチャー来る来る詐欺に加担しても無意味でしょって話。

現時点でDeNAとかメルカリとか、復活のMixi(ゲーム屋になっちゃったね)とかが存在している方が奇跡に近いくらいかと思いますし、どっかのビジネスマンとかが言いたそうなそんなんじゃなくて全世界級のGoogleみたいな奴でろやボケがってのは無理じゃねーかな? って印象。どうしても……日本国限定を考える防衛ビジネスが前提かなぁ?

などとも思います。

とにかく、安倍ちゃんとかITProの寝言ぶっこくアレに誰かが対案出さねば皆様永遠に夢見がち乙女のまま逝くと思ったので、僕がやりました。見本はイランや中国や孫ハゲ、先発は絶望的だから後発パクリに徹しろプランです。

まぁせいぜいダラダラ(=いのちをだいじに)行きましょう。相手が嫌になって帰ったら勝ちですので。