あれ、どうやったっけ

(たぶん)テキストサイト風blog。文が安定するまで書き直しあるからメンゴ。

生産性と給与は比例しないと気づいたら「働きたくなぁい」普通じゃね

本来オカミがケツモチのところサボった設計なので

「解雇権濫用法規」というものがありまして「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする」ですかね。明文化されたのは平成以後だったと思いますが(労働基準法に明記 → 労働契約法に移動)。

まあ第一次オイルショック時に経営者が従業員のクビをバンバン飛ばす事案が発生したため裁判も多発し、判例も積み上がったわけで、解雇には

  1. 人員削減の必要性
  2. 解雇回避努力
  3. 雇対象者の客観的、合理的選定
  4. 労使協議など手続きの妥当性

の全部をパスしていないと「客観的に合理的な理由を欠き」「解雇無効」ということになってます。具体的には

  1. 経営傾いてるの?
  2. 配置転換とか訓練でなんとかならん?
  3. 「あいつ無能だから」という理由での指名解雇は不可やで不公平やん
  4. 事前にきちんと話し合いやってますか? 経営傾いてるとか配置転換とか事業部潰すとかそういうの説明した?

ということですね。割とめんどいというか。

日本IBMでも「退職勧奨」を重点的にやっているのと基本専門職扱いとかで「合法的に」おやめ戴くため大変丁寧に工夫しておられると。 日本IBMが簡単にクビを切れるこれだけの理由 | 働き方改革総合研究所

日本の総合職みたいなので取っちゃうと2番めに引っかかりますから厄介ですよね。もうハコか封筒折る部署に行ってもらうしか無いわ……人生掛かってますから彼らはカイジのモブよろしくやりますよ。

まあ経営始めると困るのがそのへんらしく、経営者としては「解雇自由化」が本音……それがダメなら「せめて残業代ゼロにしてくれ」というクイックフィックスというか、話半分論著名な自称経営コンサルタント等から沸いてくるわけですね。

本来は社会保障マシマシというか

と対で

  • 解雇要件緩和

という形にせにゃいかんだろうなってのをサボったオカミが悪いとも言いますが……日本の選挙制度、司法システムは意図的に機能不全にしてありまして政治家がサボれる(政治家の当選率と有権者の意思がリンクしない)設計になってますからあと50年程度は改革が行われないと予想するほうが良さそうです。なおこの50年とは多分僕が死んでるころって意味です。

その先は後世のものが見届けよ……! うわ俺超カッケーこと言っちゃったよ(中二病勢力なので)。

これは投票に行ってどうこうなる問題ではなく、既存のシステムを揺るがす新興勢力に対するガードが最低3つは入ってるので合法的改革(選挙による新勢力成立)は期待薄、内乱・クーデター以外の手はないレベルの話ですね。つまり……まあ「維新」ですよ。日本維新の会とかそういうナマヌルイ維新じゃなくて「クーデター」の方の維新以外手はありません。実行はオススメはしませんが。

当時は経済成長期だったので会社に国民の人生的な意味でのケツを拭かせても良かったんでしょうが、現状の如く右肩下がりだってみんなわかってる環境下だとあまりパフォーマンスは出ない制度設計ですね。ビジネス紙などで時折問題になる「働かないオジサン」とかバブル期組とか。

まあ社員の面倒を経営者が持つって相互かつ共産なユートピアを会社でこしらえてくれとでもいうか、「国家は民事不介入だから……会社に全部負担するね? あ、ちょっと料亭で一杯か一発かやってくるわ」みたいな政治家っぽい誰かとでもいうか、そういう制度ですからねえ。オカミが社会福祉めんどくさがって会社に丸投げユートピア法制とでも言うか。

当然キッチリ働いてる方もいらっしゃるとは思うのですがビジネス紙で問題扱いにされる程度にアレな人もいるよね、位の意味とお読みくださいまし。

もともと成果と給与が比例しない設計なのですよ

気づいてたのかどうかは知りませんが釣り三昧の浜ちゃんが一番アタマイイってことになります。高度経済成長期の時点とかバブル期とかでも、です。

成長期だとモーレツ社員様もいちおう給料上がるじゃないですか? 成果に対してしょっぱい賃上げであったとしても。当時の人は日本は働かなくても給料もらえる法制度なんだなんて気づかなかったわけですね。いちおう給与は上がったのでやればやるだけもらえるように主観的に感じられただけでしょう。

実際のところ、それはあなたのガンバリに対する報酬ではありませんでした。みんなだいたい上がってて、ちょっと上乗せ分多いよ程度の話ですわ。皆様仕事にモーレツすぎて気づかなかったようですけど。

経営者なら当然ご承知なんじゃないかな? 君のガンバリに報いるのは無理、基本均等割で色つけるくらいしかできへんで、だからもっとがんばってって。

現状成果通りの報酬出てたわけじゃないんだってことはすでにバレておりますので……今の日本は大手企業に入り正社員で働かないでブラさがるのがウマイ環境ですね。

そりゃ新卒の人は面接対策やるしマニュアルも読み込むわけですし、企業側としては派遣か契約社員でのみ採用したいとなりますわね。あったりまえじゃん。

とりあえず「はたらかないおじさん」問題については僕は対処無しとして下限まで給与下げつつ飼い殺ししか無いだろーなーって予想してます。最近はいろいろメディアがうるさくて訴訟沙汰とかにしてしまったら勝訴してウマイパターンもありますからパワハラ系のは困難ですし、ダンボールでも折ってもらうしかないかな? と。

あるいは銀行がよくやる「事務員 → 営業転換 → ノルマ未達ナジり → ストレスがマッハで自主退職」とかですか。ノルマを数字で出せるので営業転換は他の業界でも使われるようです。これらに対する従業員の対策は診断書

なんだかもう違う方の生産性高いなって感じですね。実業・実利益にはつながりませんが。

個人的には「ベンチャー行け」論は全くおすすめしません

エエ年したおじさま方は妙に「ベンチャー行け」とか「ベンチャーやれ」とおっしゃるのが好きなようです。

カッコイイこと言いたいだけなんでしょうが……すでに既存システムから利益吸い上げてる人から「このシステムあかんで、時代はベンチャーや(キリッ」って言われても嘘っぽくないですかねーと思ったりはします。

日本だと新卒で大企業が鉄板ですね! あとははたらかないで出社だけしてるのがいちばんおいしいと思います。いちおうお給料もらえるので給与泥棒が一番イケてますよ。鉄の心臓が必要ですが、労働組合に入ってプチ炎上やらかせば大丈夫大丈夫! ……本当にやるんじゃないよ。

個人的にはベンチャーへの就職は勧めないですね。立ち上げなり就職なりでも。無論、特殊な技術が問われるかバズらせられる方法を知っている場合は別です。

ベンチャーでサービス立ち上げて繁盛したとしてもですよ、半年か1年後には大手がアイデアだけかっさらわれたりしますからやらないほうがいいです。海外に比べたら日本の投資状況はあんまりよろしくありませんから。

十数年前からキャピタリストが言う不満があります。

これについて日本は未だやっておりませんから、キャピタリストリスク取れないんですよね。キャピタルゲインから20%分は税金として抜かれます。その20%でバクチとか有望そうなベンチャーに一発ぶっこむ、ということが難しいのです。多分その20%の税金は虎ノ門天下り様のオサイフにエントリーされるものだと思いますが。

キャピタリスト側に制限掛かってますからベンチャー企業は先行投資が遅れがちになっちゃいます。ですので後発の大企業がベンチャーのビジネスモデルとかサービスパクってカネ投下しまくりベンチャーぶっ潰し余裕なんですね。初動でたまたまバズって大量に顧客集められた場合(昔のMixiのようなもの)か、よっぽど特殊技術が問われるもの(ユーグレナ)とかの方向性になってしまい……どうしてもUberみたいな「パクれる系サービスなのでとにかく先行投資して顧客数一定数集めなきゃダメだ」系のは後発の大企業が圧倒的に有利ですわね、日本だと。

ですから基本的にはベンチャーはあまり勧め難いかな……特にスタートアップは自分がやるのも、入社するのも、お勧めはし難いです。ただしハイパーな技術力が要求されて人材が枯渇な類とか、広告的な意味でバズらせられる天才がご在籍の企業とかなら別ですが。

ああもちろんベンチャー + 銀行からの借り入れとかは……ケツの毛までいかれるのでやめてくださいね。ホームレスになりたいなら別ですが。

なお自営業とか飲食店開くレベルなら預金貯めて「日本政策金融公庫」からカネ借りれますが数百万くらいッスね(1年くらい寝かせてる数百万単位の預金があるなら、預金額の2倍だか4倍だかまで貸してくれるのです)。一応連帯保証人不要で最悪の場合でも自分が破産キメて社会的にポアされるだけで済みますから、公庫から借りる方は結構いらっしゃいます。