あれ、どうやったっけ

(たぶん)テキストサイト風blog。文が安定するまで書き直しあるからメンゴ。

IBMのせいだよ

SIerの件見かけたのでアレ

https://www.pasonatquila.com/blog/recruit/message_satojun_201705.html

多くのシステム開発プロジェクトにおいて、構築するシステムの内容が決まっていないにも関わらず、サービス提供者(SI事業者)が要件定義から開発までを請け負いますが、なぜこんな商習慣になってしまったのかと不思議でなりません。

「ITPro 楠真」でググると出ると思います。

IBMが日本でメインフレームを売るときに「ソフトただでつけます」と言い出したのが大本。

当時はリースだったんですがカネ絡みのハナシで「メインフレーム売り切り」スタイルに切り替わり、ソフトとハードの分離が発生。

その時に大手SIer既存のビジネスモデルを維持するために「SI」という名前で「ハードもソフトも全部面倒見ます」というカタを作ったわけですね。これがSIerの請負スタイルです。

当時は定形的な四大業務とか、法規の書き下しをやってりゃ済んだので何とかなったわけです。あとはまあ……たとえば90年代前半でしたらITの適応範囲がそんなに広いわけじゃないのでお客さんが無茶言ってもSIer自己負担で丸め込めたというあたりもありますか。

ただ、Windows95とかオープン系だのWeb系だので業務に関するIT適応範囲が拡大したり、要件が不定になりつつある環境下で「請負」だと地獄ですわね。「新しいビジネスやろうぜ」って時に請負だったら要件不定だけど納期確定という炎上しかない世界にしかならんわけです。

実際SIerの失敗事例も増えてきますから、お客さんも炎上。そんなん嫌ですからお客様は開発元破産させる程度普通の瑕疵担保条項乗せてくるようになった、と。負のスパイラルがガッチリとキマってますね。

状況が変わって、本来なら「準委任」であるべき仕事であっても、昔のSIerがお客さんのワガママ飲んで「請負」にしたのが悪い、としか。

少なくとも文句があるならメインフレームオフコン売り切りにしたときに「SI」を編み出したクソ野郎に言うべきだということになりましょうか。

個人的に業務系SIは低品質な超高速開発に収斂する予想

当方の結論は

  • 日本のSIerが客甘やかしたため請負(SIerケツ持ち)じゃないとお客さんは契約飲まない
  • SIer裁判資料としてたくさんの資料を書いてお客さんと喧嘩するビジネスモデルやるしかない
  • よって日本の業務系では裁判資料としての仕様書や要件定義書を書く事が本業でありつづける

ですかねえ。別にSEにIT技術要らないです。ドカタにゴミコード書かせりゃいいのです。裁判が本番ですから。

コードよりドキュメントのほうが裁判資料として使えるものですから、日本は仕様書駆動開発の国であり「超高速開発」以外での開発効率化は有り得ないですね。Σプロジェクトの再来です。

お客さん側が嫌がるというか「今まで請負でしたでしょ、そっちがリスク取ってくれたじゃないですか、なんでサービスしてくれないの」文化が出来てしまった以上、日本ではアジャイルで準委任とか絶対無理(無理ってのは「主流になれない」という意味です)。

ですからもうAccessでもできる程度のショボい機能Excel大先生のハックで業務を遂行するのがあと50年は最低でも続くかな? 予想です。

んな疑問なんざこちとらとっとと調べとるわいというか……「SIer絡み」タグとか デジドカ増田さん補足:「仕様書駆動開発」に最適なあの辺 - あれ、どうやったっけ に説明しておりますが、あっちこっち説明範囲が多いので見ないほうがいいよっ。

真面目にやったらそりゃぶっ壊れるよ

……まあ、僕も某社長を見習ってご理解あるお客様のご要望にキッチリ応える準委任の方向で仕事やっていきたいですね。請負で数回ほど頭吹っ飛ばしたので業務系はもう無理だわ。