あれ、どうやったっけ

(要求される知識量大目の)ツッコミ系テキストサイト風blog。文が安定するまで書き直しあるからメンゴ。

デジドカが爆誕する理由はあるんだって。これ永遠に治らん。

だから流行りネタ言及のBlogが多いんだな

まとめられるだけでPV伸びるってのも謎だな。普段3~12位だし。

「デジドカ増田の話をインフラ屋さん(か上級SE)が突っ込んでも的外れと違うかなあ?」

程度が伸びてしまうのもなんだかなあという奴なんですが。

現状当該記事はブクマユーザーゼロ、☆ゼロということですから、読み手からすると僕の文章は感情的に刺さらない僕の文章は日本語として読めないあたりを疑っていきたいですね。

あと真ん中の岳史Disりに熱が入ったことは認めます。立ち位置が「デジドカ」寄りだと岳史論は感情に全く刺さらないはずなんで。オレンジ氏的には岳史記事が感情に刺さるとなると立ち位置疑うしかねぇな? と。

あと岳史Disり楽しい。超楽しい。ITProの編集委員に無職が噛みついたところで誰も気づかんだろう。そう、これはデジドカ代表の代弁なのです……!

デジドカが爆誕する理由はちゃんとあるよ

以前にも書いたんですけど「日本ではソフトはハードのオマケだ」ということになってます。ビジネスモデルの構造上。

NRI楠真 強いITはココが違う - IBMが作った日本のIT業界構造を元IBM営業と語り合う:ITpro

ぶっちゃけNRIの中の人が書いてますけど、過去の日本の業務系の歴史はこんなん。僕もまとめるか。

  • 日本の業務系なSIerのビジネスは日本IBMが始めた
  • ハードを米国2倍プライスでリース + ソフト(というかSE)タダ、これが日本の請負ビジネスの元ネタ
  • ハード単価が下がったのでハード売り切り + SEレンタル有償化、ハードとソフトの分離が発生

ここでユーザーサイドに内製の機運が出ればよかったんですが……当時だと「汎用機」が「オフコン」になったレベルで内製とか無理だなって状況がありました。余談としてはソフト単価高騰に際し、日本国政府はソフトウェア自動生成ツール開発計画「Σプロジェクト」を実施しました。爆死ですが。

まとめの続き。

  • ハードもソフトも丸っこウチでやりますというシステムインテグレーション契約が主流化
  • 基本ユーザーはSIerにソフト丸投げ、それなりの単価払うのでSIerは黙ってユーザーのワガママを飲む
  • 90年代はハードウェアのオープン化による技術変化・ハード単価低下の事象発生
  • 技術キャッチアップに失敗し、ハード単価低下で体力失ったSIerがしくじりやすくなった
  • SIerの失敗が増えたもののユーザー企業内部にはソフトを作れる能力はなく丸投げしかできん
  • SIerにエグい瑕疵担保状況を乗せる状況が増えるようになる

までがまとめですかね。 90年代以降はバブル崩壊の余波とか「鬼畜級瑕疵担保条項」とかのカラミもありますから、「中抜き」ビジネスをより一層強化していこうの方向性にせにゃしゃあないでしょ。多重請負にして……責任を末端に押し付けると。まあ多重請負禁止っつっても契約書のカラミでなんとかするでしょ。

補足で、95年~2000年くらいだとこんなんですかねぇ。派遣法改正等のカラミも踏まえる必要はありますが。

  • ユーザー企業側は情シス部隊を子会社に切り出してSIerにうっぱらうとか普通(「運用」のために正社員雇わんでもハケンでええわとかそういうこと)
  • ユーザー企業側で情シス残すにせよ人員は基本削減、せいぜい「社内の御用聞き」が出来ればよくIT分からんでもいいとか言い出す始末
  • 元請けとかはそのレベルの方の御用聞きをして良く分からない文章とかポンチ絵書いて下請けに投げる
  • 下請けはポンチ絵を元によく分からない基本設計書らしいなにかを書いてもっと下へ投げる
  • あとは最下層で修正無間地獄が発生、エラーは現場でしか起こらないからな

デジドカの発生原因はそのあたり。

ユーザー側で「自前でソフト書かんとムリや」という気風は発生しない

ある程度ユーザー側で自社システム内製出来る能力がないと、たぶん……ネットでビジネスとか、グローバル化対応だとか、自社で業務の標準化をやっていくというか、属人化排除の能力強化は相当に遅れると思いますわ。

ただ現状の日本の業務系の構造ではムリ

遠い昔のSIerの皆様のおかげで経営者層の脳内には

  • そもそも昔はソフトタダだったし、使える奴出てきたじゃないかフザけんな
  • ソフトは利益を生まないから投資の価値ナシ、外部から安く買いたたけ
  • 品質はうるさく言わんとダメ、あいつら仕事しねぇからガッツリ瑕疵担保の請負契約以外やらねえ

イメージが育ってますわね。

そりゃ70~90年代にSIerサンがユーザーから生き血をガンガン吸い上げた(代わりに「定形的」の代表例たる4大業務に使えるアプリは作れた)ってせいでもありましょうし、当時の「メインフレーム」「オフコン」時代はユーザー側で作れるほど技術がこなれてなかったんで内製が困難だったって事情もありましょう。

とにかくもう、歴史とか文化っていうか経験則的な前提条件として、ユーザー企業の側でITに意欲を示すことはないと思います。ユーザーが社内システムを自社で手掛けるってことはまずないですから、10年20年単位で考えれば、現状の構造が変わるとは思えません。

あるとしても「外販するアプリ作って金稼げ、さもなきゃ情シスなんざいらん」パターン程度ですかね? 最近だと運用に関しては中国人とか台湾人がデータセンターで働いてるそうですけどセキュリティ面で大丈夫か? と危惧しています。特にみ〇ほとかさぁ。

オープン化以降で「非定型業務」までITやろうとすると外注厳しくね

95~2000年あたりか、それ以降の話を鑑みるに、IT適応範囲が定形的な4大業務(会計・販売・生産・人給)を超えてくると外注だと厳しいわなと思います。新しいビジネスをネットでやろうぜ! って時は各部署間で打ち合わせを密にできる内製でないと厳しいとでもいうか。

業務系スタイルの又聞きの又聞きだと、連絡時間の問題で末端レベルだと1日48時間ないとムリってくらいの負荷が発生するかも。まあショッピングサイトとかじゃなくて「EDIのWeb化」とかも含みます。

あるいは社内の業務改革っつっても中の人でないと正確な業務フロー「以下」の部分がわからんじゃないですか。外に発注するとしても、口頭で説明した程度じゃ伝わらない細かい部分はあるので。

例えば卵屋さんの業界だと「スーパーの特売とかで1パック単位の納品がある」から「1パック引いたら段ボール単位からバラ単位に在庫を自動変換」機能がないとめんどくて使いづらい。内製じゃないとそういう細かすぎてわからない業務の自動化が困難。

業務系の多重コンボだとそういう細かい変更が積みあがっていって、ある程度溜まったら末端に仕様変更が放流される感じになるかな? 末端だと1日96時間くらい欲しくなりますね。しかもまだ要求の漏れがあるんです。

この辺が炎上案件増加とか、REBOKの需要が発生する理由になるんですかね。REBOKは「事前にありとあらゆることをドキュメント化する体系」なので、今日明日のビジネスをやってるユーザー様は嫌がると思いますが。「社内業務まとめ」だけで数か月とか半年1年を使って金払うとかやるか?

アメリカというかAmazonの事例を出すと、ワシントンポスト買収した後にプログラマを送り込んで記者サンに「なんか困ってることはないか? アプリ書いて支援するぜ!」とか聞いて回らせたそうですが……多重請負客先常駐の下っ端だとお客様にそのような事をお尋ねする権限がない、契約の都合上お客様とビジネスのお話しできるのは元請けだけってのでムリですわね。

先の増田さんの「シュレッダー君」は本当にシュレッダーだけか?

先の増田さんのシュレッダー君については本当にシュレッダーかどうか疑問があります。

彼はタコ部屋で書類を書いたり、他の人の書類を捨てたりする仕事をしてたんじゃないだろうか? xx画面 詳細設計書 第4版とかまとめて回収してシュレッダーって意味。当人でも詳細設計書書いてる可能性はあるっちゃあると思いますよ。

本当に字面通りシュレッダーだけとするなら……どんだけ印刷してんの? 古紙業者か? って話になりますやんか。たぶんタコ部屋で「詳細設計書」書いてる人の事だと思うのです。もちろんIT関連技術なんざ身に付きません

世の中にはありますもの、「ウチではすべてを詳細設計で書くまで一切コード書かせないから」って会社が。

設計書も裁判の資料とかになるんでケツに火ぃ付いてても書かんとあかんのですな?

まあ今後も、業務系についてはわりと非生産的な労働にコスト掛かってる感じの構造が永続しそうかも。

多重請負になればなるほどやったやらない絡みもっともっとドキュメントが必要になるだろうからな。

まあ現状だとシャドーITというか「ランディングページを外部にやってもらう」とか「特定の技術レンタル(キントーンみたいなのか、Asakusaみたいなのか、別のか)」とかを各事業部でやるような感じにしかならないかもね。

たぶんBtoCのWebアプリ、あるいは小売・物流みたく「情報システムの差と利益がほぼ比例する」という業種以外ではたぶん現状のままかと思います。

デジドカは永遠に再生産されるでしょうね。

みたいなところを踏まえると

プライム案件で「企業さんがやりたがってるネットビジネスをキリトリ受注」やってるところを探すとか、そのスジで将来の一人親方を考える以外手はないような気もするんですが。とにかく方向性そういう方向しかねぇわな……と。

あるいは別業種・別職種への転職やって、ITは趣味とするとか。ラズパイとモーターと何やらかんやらでコーヒーミルを1秒1回転するのたーのしー!(速く回すと豆が焦げてまずくなる)とかな。

最悪芸人やるか?

「デジタルドカタやって鬱になったのでYoutuberやります! 何もしませんけどビットコインください!」

……いざとなったら俺もやろうと思っている。なお僕の黒歴史は大体Blogに書いてあるんですよね。炎上お待ちしてます!

なおシグマについては岸田ニキ以外誰も振り返りをやらなかったので、SIerとオカミに成り代わって僕がΣプロジェクトの反省会をやりました。当事者じゃないけどな。