あれ、どうやったっけ

(要求される知識量大目の)ツッコミ系テキストサイト風blog。文が安定するまで書き直しあるからメンゴ。

「右揃えするだけで300万」は画面の枚数によるで

画面数は何枚? とかWebアプリか古代のクラサバか、で話が違う

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↓ 元ネタ

システム更新で「テキストの左揃えを右に変えるのに300万取られる」のは妥当!? 「大企業は体制もシステムも古い」「外注しているから内製の力がない」 | ガジェット通信 GetNews

これに関しては具体的な情報が足りないってあたりですね。

画面数が150枚とか200枚位古代のクラサバの話なら300万くらい請求するかもな。

ユーザーから見たら人月単価75万くらいの4人がひと月位手動で全画面チェックして修正してテストするくらいの意味です。まあ末端の人月単価は30万とかでしょうが……ユーザーから見たらその位ですね。

Webアプリだともう少し修正は簡単スけどね。画面数100とか200とかならまあ……200万~250万くらいかなぁ。

高いのは、ミスったときの損害賠償がエグいからだよ

修正のチェックは厳密にしないと瑕疵担保条項持ち出されて「直したけど瑕疵担保として無償修理、4名ひと月タダ働き」とか「無償修理の上、開発元がユーザーに損害金を支払う」とかありますからやっかいなのです。

日本だと「ソフトはハードのオマケ」なので「ソフトは工業製品グレード」であるべきだから「そうなってないなら損害賠償請求するわ」がOKです。

正確に言うとこんな感じ。

  1. ソフトはハードのオマケなので、要件不定でもハード同様に請負契約が可能であるべき
  2. ソフトはハードのオマケなので、ユーザー視点ではタダで当然(労力は発生しないと見なす)
  3. ソフトはハードのオマケなので、ハード並みに高品質のソフト付けろ

とにかく日本のソフトでは「バグ」というものが出たら処刑なんです。ですから無駄に工数とって念入りに人力で検査する必要があります。オーバーエンジニアリングのためのコストですね。あの程度でもです。

なんで人力かと言えば元請けは下請けに投げるからです。自分が直すとかめんどくさい上、責任転嫁できるから中抜きして下っ端に投げるんです。

下に降りれば降りるほどスキルレベル下がりますから、自動化とか絶対無理。そんな勉強してない。例えば……そのアプリ直すのは1週間でコードの書き方を覚えてきた素人さんって可能性は割とありますね。

業務系のIT業界では1コ案件が火を噴いたら「他の案件で稼いだ利益が吹っ飛ぶ」とか「倒産」とかザラです。ですんでギってこれるんなら徹底してギります。萬田銀次郎レベルです。

どうにもユーザーの皆様はここを理解していない

極端に言うと、業務系のソフト絡みの世界ではユーザーは敵です。

ビジネスパートナーなんかじゃないし遠慮しねぇ。極限状態ではですけどね。

案件が火を噴いたらお客さんが瑕疵担保条項持ち出してこっちを引っ剝いでくるのはわかってます

まあ元はIBMが日本で始めたメインフレーム売りビジネスモデルのせいですが割愛。

とにかく現状の日本では、(業務系については)ユーザーは知的活動への報酬が発生するのはおかしいうえソフトは工業グレードで当然かつ最近はハード安いし昔のようにソフトもタダに戻してよ、瑕疵担保ありな位の理解ですから……儲からない世界ですね。「プログラマ」は「介護職」に並ぶブラック扱いになっても仕様がない。

ですんで儲けの口からおもいっきり金引っ剝ぐしかないんですよ。引っ張ったら責任転嫁の下請け流しですね。基本的には「保守案件」はその傾向が強まるかな。

ですから日本の業務系ITではソフトは低品質 + 高コストです。費用はユーザーが負担しますよ?

個人的には、問題の抜本的解決にはオカミが無償でコードジェネレータをユーザーに配って回るか、Excel回帰しかなくねぇか? と思っています。ジェネレータは未踏で書かすしかないかも。

せっかくだからみんなソシャゲやるといい。DMMかにじよめちゃんかは知らん。夜の部で頼む。

当たればウハウハみたいですが、海外の"loot box"(=ガチャ)への規制を見るにいずれ(3年以内には)儲からなくなる予想はしてます。ただ3年がもっと伸びる可能性はあるかも、この辺はDeNAとかCygamesみたいなのがどこまで経団連自民党とオトモダチになれるか次第かもしれないです。

ガチャ先進国のほうが規制緩いってどういうことやねんとかそんなんでカジノ解禁して本当に大丈夫か? とかいろいろありますが、余談ですからやめとく。

なおあのアメ的IT先進国では

米国だと「準委託」がメインですからソフトメーカー側のリスクは少なく安価になります。ただユーザー企業に分かってる人がいないとできないです……。

うーん、例えば「OSはDebianで」って顧客がいたらユーザーの内部にはよく訓練されたお客様がいるので安心ですね。技術的オーダーは厳しくなるにせよ、一番怖い要求の無茶振りの頻度は下がるかもしれんですし、ちょっと単価下げてもOKです。

あるいは「PrimeQuest級の耐久性要らん、最悪バックアップから書き戻しでイケる程度の耐久性でOKの業務、稼働率向上は一応要件に含むからHeartbeatとPacemakerでなんとか出来る程度でいい」みたいな人がいたら、アブナイお客様としてVIP待遇が必須。そういう所なら準委託 + 単価下げてになると思いますし、OKと。

あくまでも画面枚数によるよ

画面数が5枚とか10枚程度ならボッタクリとなります。画面数が100枚超えてるなら、たぶん僕ならその位請求します。

こんなくらいでいいですかね?

テクニカル面で分かってる個人に入ってもらう事例はないしな

ワルブリックスのアニキに頼んじゃいなYO! みたいな事例はあまり聞かなかったです GitHub - wbrxcorp/cms: ワルブリックス株式会社のWebサイトを提供するためのCMS

まあ彼ということではなく良く分かっている特定氏に入ってもらうとか……その手の話はないですね。知る限りでは、ですけど。